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友人M

ちょっと落ち込んでいた日。


新宿でひとりでご飯を食べていたら、
友人Mから電話がかかってきて、
「俺も新宿にいるんだ。今からそっちに行ってもいい?」
と聞かれた。

「いいよ」と答えたときには、
すでに前菜を食べ終えていた。

そしてパスタが来て食べ終わり、
デザートが来て食べ終わったところでMが来た。

僕はコーヒーを飲みながら、
Mはビールを飲みながら色々な話をする。

この日、ちょっと落ち込んでいた僕は、
そのことをMに話した。
Mは励ましてくれた。

それからMが、ちょっと飲みに行こうと言いだした。
そして、ピアノがある小さなバーに連れて行かれた。
そこのマスターが音楽好きで、
あらゆる曲をピアノで弾く。

すかさずMが
「正ちゃん、何か歌え」
と言う。

こちらはそんな気分じゃなかったが、
マスターが
「“Di Provenza” なら楽譜があるから弾ける」
と言う。

ヴェルディのオペラ『椿姫』の中で、
アルフレードの父親ジェルモンが歌うアリアである。

じゃあほんのちょっとだけ、と歌ってみた。

するとお客さんがとても喜んでくれて、
ヤンヤヤンヤの大喝采となった。
そしてマスターは間奏を弾き続け、
結局全部歌わされてしまった。


自分は落ち込んでいたけれど、
でもこうして喜んでくれる人たちがいる。
とてもありがたいと思った。
こんな自分でも、
誰かのために何か出来ることがあるのかもしれない、
と思った。


自分自分と思っている時ほど、
自分を見失う。
誰かのためにと思っていると、
別の何かが動き始めて、
それが結局自分のためになる。

僕は自分のために生きている、と思う。

この日、友人Mは僕を励ますために、
あの店に連れて行って歌わせたのかな、
とふと思った。

いや多分そうではなくて、
その場のノリだったのであろうが、
それでもとてもありがたかった。
感謝。

きっと誰もが、
色々な人たちに支えられて生きているんだなあ。

つい忘れがちだけど、
忘れちゃダメダメと思った5月のとある日の話。





***本日のきよこちゃん***



買い物に行かれないきよこちゃん



というきよこちゃん。




そこまでして待っているもの…。




それは…




娘からきよこちゃんへ、母の日のカーネーション



オーストラリア在住の娘から届いた

母の日の黄色いカーネーション

「午後4時まで買い物に行かれなかったわ」

と、嬉しそうに言ってました。



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プロフィール

五十嵐正一

Author:五十嵐正一
初めまして!
神奈川県相模原市在住の声楽家の五十嵐正一です。小田急線相模大野駅から徒歩1分の音楽工房 うたの木で、声楽のレッスン、合唱・コーラスも行っています。
※歌のお仕事も承ります。お気軽にご連絡ください。

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